アフリカンスタイル。それがお客さんの希望。お施主さんであるAさんがハナハウスで家づくりを決めたのは天井でした。 数多くの建築業者を周り、アフリカの居住区の感じ、天井のイメージを伝えても、できないと断れてしまい、最後にたどり着いたのが弊社ハナハウス。ハナハウスの建築女子と組んで出来上がったのは、こだわりしかない、世界にひとつのお家。アイキャッチも兼ねた石張りの壁、透明感のある扉、隠し収納のある窓際のタイル造作、オリジナルキッチン、大工さんとつくった天井創作、回遊できる間取り、隠し扉、ロフト、オリジナル古材階段、アーチを描く全面漆喰のダイニングルーム… こちらのページで少しでもそのこだわりの一旦を知っていただければと思います。
アフリカンスタイルにしたい。それがお客さんの希望でしたが、いろんなデザインをカタチにしてきたハナハウスでも異例のオーダーでした。まず苦労したのは参考資料がないこと…。そもそも床は絶対に土間になる。でもそれでは繊細な表現ができない。そこで考えたのがコンクリートの質感を思わせる大判のタイルを床に、漆喰を壁に採用することで全体にグレートーンの空間をつくるようにしました。
特に想い入れのあった天井。建築女子の担当と、職人さんとのコラボ創作。
廊下と階段は、何も飾らなくてもアートになる空間となりました。
一部壁面をアーチにしたり、巾木を白にしたり、漆喰の反射率を考えた照明計画も圧巻。 天井のダウンライトが少ないのも特徴的です。
見学会を開催した際には、多数のお客さんに訪れていただけました。 このお家で得たアイディアを元に、造作を作られたお家も多数あります。
古材とモルタル風材で仕上げたオリジナルのキッチンとカウンター。古材の箇所は隠し収納にもなっており機能性抜群。
全面タイルの石張りに勾配高天井。ゆえに蓄熱暖房機をチョイス。加熱を行う際には割安な深夜電力を使いレンガの過熱を行い、 割高な日中の電力料金の時間帯には、蓄熱したレンガで放熱することで賄います。